トヨタ新型RAV4の2019年に行われるフルモデルチェンジ情報です。
本記事では2019年に行われるトヨタ新型RAV4のフルモデルチェンジに伴うデザイン、エンジン、価格、発売日といった変更点について記載します♪
なお、本記事ではトヨタ新型RAV4について以下の情報を速報でお伝えしています。
- トヨタ新型RAV4のエクステリアデザイン(外装)の特徴
- トヨタ新型RAV4のインテリアデザイン(内装)の特徴
- トヨタ新型RAV4のエンジンの特徴
- トヨタ新型RAV4のハイブリッドエンジンの特徴
- トヨタ新型RAV4の先進安全装備(トヨタセーフティセンス)の特徴
- トヨタ新型RAV4の発売日・発売時期の詳細
- トヨタ新型RAV4の予想されている価格
- トヨタ新型RAV4の新世代プラットフォームの特徴
- トヨタ新型RAV4のサイズの詳細
記事の後半ではトヨタRAV4の特徴や歴史について言及しておりますが詳細に知りたい方はこちらをご覧ください。
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それでは2019年にフルモデルチェンジが行われるとされているトヨタ新型RAV4について見てみましょう!
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トヨタ新型RAV4のフルモデルチェンジ情報
トヨタ新型RAV4は米国で行われた2018年3月のニューヨークモーターショーにて発表されました。
発表された内容及び国内販売の情報を一つずつご紹介します。
トヨタ新型RAV4はフルモデルチェンジを機に国内販売再開
トヨタ新型RAV4は国内で席巻しているSUVブームに対応するために、フルモデルチェンジを機に国内販売が再開することが発表されました。
現行型トヨタRAV4は2013年に発売開始となっていることから、2019年にフルモデルチェンジとなれば6~7年間のモデルとなるようですね。
日本国内では長らく存在していないモデルだった為、新鮮な印象となるモデルになりそうです。
また、国内で生産されたトヨタ新型RAVが輸送されている写真がツイッター上でアップされました。
きたー!!
待ちに待った新型RAV4を見ました!
第一印象はなんか長くなった?笑
しかしカッコ良かった!!
そのうえ中身はTNGAと新開発2.5L直噴のダイナミックフォースエンジンで高効率・高トルク・高レスポンスだから間違い無く売れますね!#新型RAV4 pic.twitter.com/lUwTn89hNl— 積車オリバ (@oriba080) November 1, 2018
トヨタ新型RAV4の発売もあとわずかですね!
トヨタ新型RAV4のコンセプトカー
トヨタ新型RAV4のコンセプトカーである、”FT-ACコンセプト”がデトロイトモーターショーにて発表されました。
スパイショットを見る限り、グリルデザイン中央のメッキが似ておりことから信憑性がありそうですね。
トヨタ新型RAV4のデザイン
2018年3月ニューヨークモーターショーをもってトヨタ新型RAV4が公開されました。
国内版トヨタ新型RAV4では2種類のガソリン、ハイブリッドで2種類のデザインと8種類のボディカラーが搭載される模様です。
トヨタ新型RAV4はTNGAプラットフォーム採用
新型プリウス以降、C-HR、カムリと次々に搭載されている新型プラットフォームである、TNGAが全面採用となります。
TNGAが採用されることによってサイズが拡大し、トヨタ新型RAV4は以下のサイズとなります。
※()内は先代型トヨタRAV4との比較
全長 | 4,595mm(-5mm) |
全幅 | 1,855mm(+10mm) |
全高 | 1,700mm(-5mm) |
ホイールベース | 2,690mm(+30mm) |
全長が短くなる一方、ホイールベースや全幅が延長されるため直進安定性及び後部座席の室内空間が拡大します。
ホイールベースの延長に力を入れていることがわかりますね。
運転する楽しさと燃費性能は両立するSUVとなるでしょう。
兄弟車であるトヨタハリアーとの違いは?
トヨタハリアーとトヨタRAV4はプラットフォームや共通部品が数多く採用されていたことから、歴代兄弟車関係にありました。
トヨタハリアーとトヨタ新型RAV4はプラットフォームは違えどサイズが近いことからバッティングを避けるため、コンセプトとして以下のような違いを作ると報道されています。
トヨタハリアー | トヨタ新型RAV4 | |
コンセプト | 地上高を低くし都会派 | 地上高を高くしオフロード感 |
インテリア | 最先端・華美 | 実用的・質実剛健 |
販売店 | トヨペット店 | カローラ・ネッツ店 |
価格 | アッパーミドルクラス | ミドルクラス |
なお、トヨタハリアーは2020年にフルモデルチェンジすると言われています。トヨタ新型ハリアーも上記のような差別化が行われることでしょう。
トヨタ新型ハリアーが2020年フルモデルチェンジ 変更点の最新情報
トヨタ新型RAV4は安全運転支援システム(トヨタセーフティセンス)搭載
トヨタ新型RAV4は先進運転支援システムが新型トヨタセーフティセンスの第二世代が搭載されると言われています。
トヨタ新型RAV4に搭載される新型トヨタセーフティセンスは、現在搭載されているトヨタセーフティセンスを更に拡充したものだと言われています。
参考までに現在主流のトヨタセーフティセンスでは以下の機能が搭載されています。
- 現在走行している標識を認識しデジタルメーター上に表記(標識認識機能)
- 踏み間違えた場合走行しないパーキングセーフティブレーキ
- 夜間歩行者や自転車を認識できる高性能自動ブレーキシステム
- 自動的にブレーキと走行を行うアダプティブクルーズコントロール(ACC)の搭載
- ACC中同一車線から逸脱しないようにステアリングをサポート
- 左右の接近車をサイドミラーで警告するブラインドスポットモニター
- リアへの衝突を回避するリヤクロストラフィックアラート
- 荷物積載で見えない際に活用される電子ルームミラーのデジタルインナーミラー
- 車々間通信で死角を埋めるITS Connect
上記の機能に咥えトヨタ新型RAV4では高速道路上限定の一部自動運転や危険が迫った時ハンドルを制御するシステムも導入される可能性が高いと言われています。
この技術はレクサスLS限定でしたから非常に貴重な技術と言えるでしょう。
トヨタ新型RAV4に搭載される第2世代トヨタセーフティセンスについて、具体的な情報が入り次第と伝えします。
トヨタ新型RAV4のエンジン
トヨタ新型RAV4のエンジンレパートリーは以下の2種類が予定されています。
- 直列4気筒2000ccガソリンエンジン
- 直列4気筒2500ccハイブリッドエンジン(THSⅡ)
2500ccハイブリッドエンジン(THSⅡ)は兄弟車のトヨタハリアーとバッティングするため搭載されないと考えられていました。
しかしながら予測とは裏腹にトヨタ新型RAV4では2500ccハイブリッドエンジンが搭載されることが判明しています。
また、トヨタ新型RAV4では新開発トランスミッションであるDirect Shift-8ATが搭載されます。
Direct Shift-8ATはCVTのようなスムースな多段ATであり、トップレベルの伝達効率によって高燃費やダイレクトな運転を実現するでしょう。
燃費やトルクといったエンジンの詳細情報は続報をもって追記します。
トヨタ新型RAV4の4WDシステム
トヨタ新型RAV4では上位グレードにおいて新しい4WDシステムのダイナミックトルクベクタリングAWDが搭載されます。
本4WDシステムは前後および後輪の左右駆動力を最適に制御するトルクベクタリング機構を搭載することで優れた操縦安定性を実現しました。
また、2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動を停止させ燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載しています。
尚、4WDモデルはガソリンエンジンモデルだけでなくハイブリッドモデルでも発売されます。
ハイブリッドモデルではe-Fourと呼ばれる、バッテリーによってAWDを擬似的に実現したシステムが採用されます。
トヨタ新型RAV4はPHVモデルも追加
トヨタ新型RAV4はガソリンエンジンの他にもPHVモデルも追加されます。
ただしトヨタ新型RAV4のグレードの一つとなるわけではなく、別車種となるかデザインは大きく変更され、実質的に別車種となる予定です。
トヨタプリウスとトヨタプリウスPHVのような関係となることが考えられます。
ただし発売は大きく遅れ、マイナーチェンジ時に追加されるという報道があります。
トヨタ新型RAV4のPHVモデルの詳細は続報を持って追記します。
トヨタ新型RAV4は2列シート及び3列シートモデルの2種類が発売
トヨタ新型RAV4では2列シートモデルと3列シートモデルの2種類が発売されます。
3列シートモデルはキャプテンシートモデルの2:2:2の6人乗りモデルのみが発売される予定です。
3列シートモデルはロングホイールベースに調整されるため、室内空間はしっかりと確保されることでしょう。
トヨタ新型RAV4の発売時期・発売日
トヨタ新型RAV4の具体的な発売日は2019年4月10日発表、発売となります。
それに先立ち2019年2月中旬にトレーラーサイトが公開、2019年3月より事前予約が開始します。
トヨタ新型RAV4の価格
トヨタ新型RAV4の価格は現在のところ具体的な情報は判明しておりません。
ただし予測ながら現在のトヨタにおけるSUVラインナップから、トヨタ新型RAV4のポジションはトヨタC-HR以上トヨタハリアー未満となる予定です。
ここから価格は251万6千円~294万5千円の間になると考えられていました。
しかしながら欧州版トヨタ新型RAV4の価格を見る限りガソリンモデルが360万前後、ハイブリッドが420万円と想像以上に高い価格帯である可能性があります。
トヨタ新型RAV4の価格について、具体的な情報が判明次第お伝えします。
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トヨタ新型RAV4のライバルとの比較
トヨタ新型RAV4は今や地球上で最も競争が激しいミドルサイズSUVと呼ばれる種類に分類されます。
日本車メーカーでも小型車に特化したダイハツとスズキ以外すべてのメーカーがリリースしており、グループであるスバルともバッティングしています。
グループどころかトヨタ内において最強であり最大のライバルとなるであろう、トヨタハリアーが存在します。
トヨタ新型ハリアーが2016年マイナーチェンジ 変更点の最新情報
トヨタRAV4同様に、一時期国内ではほぼ撤退状態となっていたホンダCR-Vもフルモデルチェンジに伴い国内復活となります。
こちらはハイブリッドエンジンもあり、トヨタ新型RAV4を明確にライバル視していることでしょう。
ホンダ新型CR-Vが2018年フルモデルチェンジ 国内復活に伴う最新情報
国内でも評判が高くオリジナリティがあるブランドのマツダCX-5では、2020年にFR化を含むフルモデルチェンジが計画されています。
マツダ新型CX-5に2020年フルモデルチェンジ 変更点の最新情報
日産では日本でも大きな評価によって市民権を得たe-POWERを搭載した日産新型エクストレイルが2019年リリースされる予定です。
日産新型エクストレイルが2019年フルモデルチェンジ 変更点の最新情報
これら競合よりも優位性があり差別化されたトヨタ新型RAV4を期待したいですね♪
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トヨタ新型RAV4のフルモデルチェンジ情報まとめ
- 2019年フルモデルチェンジを機に国内販売再開
- デザインはC-HRと酷似してしまうことから大きく変更
- TNGAプラットフォーム採用
- 拡張型トヨタセーフティセンス採用
- PHVモデルが追加
出典
それでは最後にトヨタRAV4の歴史について簡単に振り返ってみましょう。
トヨタRAV4の特徴
トヨタRAV4(ラブフォー)は1994年から発売開始となったトヨタにおけるミドルサイズSUVです。
RAV4とはRecreational Active Vehicle 4Wheel Driveの頭文字です。LOVEではありません。
国内ではかつてクロスオーバーSUVとして日本最高クラスの人気があったモデルです。
しかしながらじわじわと人気が減った他兄弟車のデビューによって2016年に3代目RAV4を最後に発売停止となりました。
米国や欧州では2018年現在でもミドルサイズSUVの中でもずば抜けた人気があります。
まさしくトヨタにおけるSUVの柱といえるモデルですね。
初代トヨタRAV4が大人気となった理由
今でこそトヨタRAV4は発売停止となってしまったものの、かつてトヨタRAV4は国内に置けるトヨタの中でもトップクラスの人気があったモデルでした。
その理由として、当時SUVと言うと超重量によって燃費や乗り心地が最悪で現在のSUVとはかけ離れたようなモデルであったことに由来します。
初代トヨタRAV4はSUVのデメリットをなくすためセダンをベースとしたクロスオーバーSUVの仕組みを開発し、燃費・乗り心地の良い革新的なSUVとしてリリースされました。
トヨタRAV4の大成功を受けて、ライバルであるホンダCR-V、日産エクストレイル、スバルフォレスターと様々なメーカーが追随しています。
この流れは現在では更に過激とも言えるようなSUVブームとつながっていますね。
当時は国内での人気が高くグローバルではあまり人気がなかったものの、モデルチェンジを繰り返すごとにグローバルモデルを意識し徐々にサイズが拡大しています。
その結果国内での売上は低迷する一方、北米・中国・欧州にて圧倒的な人気モデルへと成長しました。
国内向けトヨタRAV4の販売が停止したもう一つの理由
国内向けトヨタRAV4の発売が停止した理由はサイズ拡大による道路状況とのミスマッチだけではありません。
トヨタは新型RAV4のプラットフォームを採用した国内専売車のトヨタハリアーを成功させるため、トヨタRAV4のフルモデルチェンジは見送りとなりました。
当時すでに徐々に人気が落ちていたものの根強いファンの多いトヨタRAV4でしたが、トヨタとしては高級車を売ることで利益を増やす方がメリットがあります。
結果的にトヨタハリアーを復活させる一方、トヨタRAV4は徐々に姿を消していくこととなりました。