富士重工の中期経営ビジョン「際立とう 2020」をざっくり見てみよう!

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名前もう少しどうにかならないのでしょうか。
これじゃなんだか小学校のスローガンみたいやんけ


富士重工。
SUVに特化した、自動車ブランド「スバル」を所持している重工業メーカーです。
実質的には、スバルブランド一本によって経営されている会社であることは
以前お見せしました。
富士重工は本当に北米で売れているのか?
今回はここでちらっと出てきた、「際立とう 2020」とは何か?
調べてみましょう。
際立とう2020は、こちらから閲覧可能です。
際立とう 2020
どうやら2010年に作られたスローガンで、10年後のスバルブランドを
確立させようというもののようです。
前半期の2010-2014では、以下の様な目標となっております。

Motion-Ⅴ主要目標の前倒し達成
■ 想定以上の急激な成長による経営条件の大きな変化(新たなるステージへ)
■ 環境規制強化など外部経営環境変化への対応加速の必要性の増大
■ 更なる成長に向けての経営目標の再設定

ここで重要になる点としては、Motion-Ⅴでしょうか。
Motion-Ⅴとは、以下の5つを挙げているようです。

1. Confidence in Motion
2. 新たなスバルらしさの追求
3. 加速する規模の拡大
4. 事業基盤を強化
5. 経営の質の向上

なるほどなるほど~。
取り組みとしては、このような感じ。
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これを見ると、スバルは時代を先取りしていましたね。まさしく。
①強烈なSUVブームが米国で始まり、
②SUVに特化していたスバルが一気に飛躍し、
③インセンティブ(値引きやクーポン等)を減らし、正規販売価格で車を売ることが出来ました。
その結果どうなった?
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これが……
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こうなりました。笑
富士重工や投資家は笑いが止まらないでしょうね。
営業利益率は6%程度を考えていたのが、2倍強の13.6%。
これはポジティブな意味として、かなりヤバイ数字です。
どういうことかというと、
スバルが1台売る毎に(売上高)
製造に使った材料類や人件費等をひいて(売上原価)
更に販売に使った広告費等も引いた金額が(販売管理費)
13.6%残ったということです。
この13.6%を引き上げるには、
一台あたりの単価を上げるか(売上高の増加)
製造に使う材料費や人件費を減らすか(売上原価の減少)
広告費や研究開発費を減らすか(販売管理費の減少)
しなければなりません。
……恐らくですが、正規販売価格を死守しているので
1台あたりの単価がこれまで以上に上がっているのでしょう。
正規販売価格で販売しても在庫がすっからかんになるほど売れるのなら
ブランド価値も落ち、売上高も減ってしまう値引きを行う必要はありませんからね。
素晴らしい経営方針です。これを是非いつまでもキープすべきです。
これが正しいのかどうかは
過去5年分ぐらいの損益計算書を読めば分かりますがめんどっちいので読みません!!!!
一方、スバルのアキレス腱はこちらだと考えているようです。
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私が考えるに、この中でも一番危険なのは
高齢化よりも新興国市場の拡大でしょう。
以前調べた時、思ってた以上にアメリカ市場に一本足になっていることが判明しました。
富士重工は本当に北米で売れているのか?
もちろんアメリカ経済が簡単にへこたれるとは思えませんが
販売を増やすには、新興国経済にも進出していかなければなりません。
ディーラー網やサプライチェーンの整備等難しいこと盛りだくさんやな
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スバルが2020年に目指す最終的な姿は、こんな姿。
SUVとボクサーエンジンでトップになる。それがスバルの目標であります。
この先、IoTや自動運転技術によって研究開発費はより膨らむでしょう。
それがさらなる付加価値に繋がるのだから、研究しなければなりません。
どうしても製造業という特性から、規模が大きければ大きいほど変動費(材料費など)を削減しやすい
傾向にあり、また、キャッシュリッチである大手と比べると立場としては弱いでしょう。
それでも今、スバルは日本車メーカーどころか
世界全体の自動車メーカーの中でも最も成功している立場だと思います。
独自性を徹底的に貫き、自動車メーカーの中でも世界最大の営業利益率をもつ会社となりました。
その高い独自性こそがスバルの「現状の」成功を意味しているのでしょう。
仮にこのまま独自性を貫き通し、さらなる付加価値を追加することができれば
高級ブランドへとランクアップもできるかもしれませんね。

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