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日産の電気自動車、リーフのフルモデルチェンジ情報です!
日産は日産、ホンダ、マツダとはことなり、ディーゼルや水素エンジンに注力せず早くから電気自動車に注力していました。
初代リーフは時代を先取りしたものの、ガソリンエンジンから電気自動車へのシフトにはもう少しゆるやかな変化が必要です。具体的には電気モーター+ガソリンエンジンのPHVですね。
そのPHVですが、これまでルノーグループにはPHVの技術がありませんでした。しかしながら、三菱自動車がルノーグループの傘下となったことで次期型エクストレイルにPHEVが搭載される噂があります。
PHVの研究も行いながら、EVの方も開発が続いており、リーフがフルモデルチェンジとなりましたね!
それではまず初代リーフについておさらいしてみましょう。
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初代リーフってどんな車?
日産・リーフは2010年に国内で販売され、2012年より世界中で販売が開始した5ドアハッチバックの電気自動車です。
この独特なデザインは”賢い流動体”をイメージしているもの。
電気自動車であれば必要ないダクトをあえて配置し、ひと目で”電気自動車であること”と”エコな車であること”を両立しているデザインとして設計されています。
このデザインは他のメーカーには存在しませんから、すぐにリーフだと判断できるデザインですね。
エクステリアだけではなく、インテリアも非常に先進的なデザインです。
当時ではまだ珍しいディスプレイメーターを採用し、シフトレバーも珍しいデザインを採用しています。
このシフトレバーは現在の日産のモデルにはよく見られますね。
電気自動車特有のメリットとして、加速性能が非常に高いことが挙げられます。
リーフはモーターを新設計することによって、発進時から一気に最大トルクを発生させることも出来ます。
これはリーフではなくアメリカのベンチャー企業テスラですが、テスラではなんと落下スピードよりもはやく発進出来ます!
常識はずれの速さ・トルクですね!
また、重量の多いモーターを車体床下へと設置することによって、素晴らしい重量バランスと低重心を実現しています。
これによって運転操舵性が大幅に向上し自分の思い通りに運転することが出来ますね!
また、リーフはピュアEVと呼ばれる完全な電気自動車であり、エンジンがありません。
ですからエンジンの騒音は一切存在せず、ロードノイズも限界まで取り除いている為驚くほど静かに走ることが出来ますよ!
それでは、新型リーフの情報を見てみましょう。
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日産新型リーフのフルモデルチェンジの概要
新型リーフは前期型に比べ何が違うのでしょうか?
1つずつ見てみましょう!
日産新型リーフはプロパイロット搭載&機能拡張!
日産のプロパイロットは他社を凌駕していますが、更にプロパイロットの機能を拡張し、自動駐車システムを導入します!
これまでも日産の一部車種には自動駐車機能がありましたが、新型リーフの場合は駐車場に入った時点で機能を有効にすることによって、自動で空いている箇所へと駐車するシステムとなります。
さすが技術の日産ですね!
CMも公開され始めています。
日産新型リーフのエクステリア・インテリアが大幅に変更
エクステリアデザイン、インテリアデザイン共に大幅に変更されました。
エクステリアデザインは賢い流体型からスポーディさと先進性を感じさせるデザインに、インテリアは先進性かつ合理的なデザインとなっていますね。
エンジン始動ボタンがまるでスマートフォンの電源ボタンのようです。
日産新型リーフのバッテリーは40kWhにアップ!
日産新型リーフのバッテリーは40kWhです。
初代リーフのバッテリーが30kWhでしたから、なんとバッテリー容量が25%もアップしています!
10kWhの容量アップに加えバッテリーの最適化によって、連続航続距離が400kmとなりました!
前期型リーフが280kmでしたから、連続航続距離において30%の増加となります。
より実用的な電気自動車となりますね!
また、バッテリーの製造は現行モデル同様に日産&NEC製となるようです。
日産新型リーフのハイスペックモデルも!
新型リーフには、2018年にリリースが予定されているハイスペックモデルがあります。
こちらはなんとバッテリー容量が110kWhと、フルモデルチェンジしたばかりの日産新型リーフとくらべてなんと2.75倍もの容量があります!
連続航続距離はバッテリー容量に依存するため、連続航続距離がピッタリ2.75倍とはいかないと考えられるものの、ハイスペックモデルの連続航続距離は800km以上となることでしょう。
また、このハイスペックモデルはNISMOのようなスポーツチューンされたスポーツ性能を高めたモデルではなく、実用的な用途に対する上級グレードのようなカテゴリーとなる模様です。
日産新型リーフは出力性能が大幅にパワーアップ!
見た目がスポーディになっただけではなく、実際に出力性能が大幅に向上し最大出力110kw、150馬力となります!
現行モデルが最大出力80kw、109馬力ですから大幅な増加ですね!
現行モデルでスカイラインと同じレベルのパワーがありますから、よりスポーディな運転が出来るようになりそうです。
日産新型リーフにはe-pedalドライブが可能!
ノートe-POWERとは異なり、e-pedalという名前でリリースされるようです。
こちらはハイブリッドによく搭載されている、アクセルを離すと回生ブレーキが発動しバッテリーを充電しながらゆっくりブレーキがかかるというものです。
ただし、ノートやリーフの場合回生ブレーキが非常に強く、減速スピードが早いという特徴があります。
これがあれば走行中に充電することが出来る上、ブレーキなしで運転することが出来ますよ!
日産新型リーフは急速充電の性能が向上!
電気自動車のウィークポイントである充電時間ですが、急速充電の性能が向上するようです。
なんと0%から80%までたったの40分で充電可能となります!
初代リーフに比べると、バッテリー容量がアップしているにも関わらず充電時間は現行モデルとほぼ同じとのことですから、実質的に充電時間が25%~30%アップすることになりますね!
日産新型リーフはプラットフォーム化され様々な車種へ派生!
現行型リーフとは異なり、新型リーフはプラットフォーム化され様々な車種へと転用される予定があるようです。
その第二号は以前リリースされたコンセプトカーの”Terra”、テラと呼ばれるSUVで、現在開発段階にあるとのこと。
デザインを見る限り、新型ジュークのEVモデルのようにも見えますが……?
日産新型リーフのOEM展開も!
日産新型リーフはグループ内でOEM供給されることが予定されています。
欧州ではルノー、国内では三菱へと供給されるのでしょうか?
リーフそのものがOEMとして別デザインで販売されるのか、プラットフォームをOEMで供給され新規開発されるのか現状不明ですが、これから数年で電気自動車のラインナップは更に増えるでしょう。
日産新型リーフのカラーが判明!
先代モデルのリーフはあまり多くのカラーを選択できませんでしたが、新型リーフは多数のカラーを選ぶことが出来ます。
電気自動車にも個性が選べる時代となったのはうれしいですね!
日産新型リーフのサイズは?
車両諸元を見る限り、前期型リーフに比べると全長35mm拡大、全幅20mm拡大、全高5mm拡大となります。
大きな変化がないので使い勝手において大きく変更することはないでしょう。
日産新型リーフの重量は?
重量は増加しており、60~100kg程度増加しています。
バッテリーの増加に伴う重量の増加であると考えられますが、連続航続距離が伸びていることから大きなデメリットにはならないでしょう。
日産新型リーフの価格は?
日産新型リーフの価格はこちら。
なんと前期型に比べ5万~13万程度値下げとなっています。
バッテリー容量が増加しているにも関わらず値下げを行ったことにリーフの普及への熱意を感じますね!
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日産新型リーフの比較まとめ
前期型リーフと比較すると、このようなモデルチェンジとなっています。
エクステリアデザイン・インテリアデザインの変更
新型プロパイロットの搭載
バッテリー容量の増加
急速充電機能の能力向上
サイズは微妙に拡大、重量増加
多数カラーが追加
価格は値下げ