マツダの4月~6月決算が発表!国内が落ち込むも、過去最高販売実績!その理由は?

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決算が先日発表されました。

過去最高の販売実績となったそうですが、理由を細かく見ていこうと思います。

マツダの4月~6月(1Q)の決算が7/31に発表されました。

思っていた以上に販売が伸びていますが、やはり為替の影響は強いです。

マツダは日本基準の決算を用いていますので、為替の影響は決算書に出てきます。

為替がブレるとどれだけ影響が大きいのか、よく分かるはずです。

それでは見ていきましょう。

概要

 グローバル販売台数は、対前年1%増の37万5千台と 過去最高の販売実績

 売上高は7,762億円、営業利益は524億円(ROS 6.8%)、 当期純利益は212億円

 新型CX-9を北米に、新型CX-4を中国に導入 ともに順調な滑り出し

過去最高の販売実績です。

ただし、わかりにくいですが台数の話であって、売上高が増加しているわけではありません。

アテンザ1台の売上は、デミオ2台分の売上高に匹敵するのです。

とはいえ売上高だけではなく、販売台数は重要です。世界シェアは販売台数で算出していますしね。

営業利益は車を売ることによってどれぐらい儲けが生まれるのか分かります。

表記されているROSとは営業利益率と呼ばれ、これが高いほど効率的に儲けています。

6.7%というと国内自動車メーカーにしては低めです。

参考までにスバルは13%超えています。

スバルが1台売ることで得られる儲けは、マツダが2台売って得る儲けよりも多いということです。

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名前もう少しどうにかならないのでしょうか。 これじゃなんだか小学校のスローガンみたいやんけ

次に昨年に比べ、地域別販売台数はどうなったのか見てみましょう。

地域別販売台数

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はっきり別れましたね。北米、日本で落ち込み、欧州、中国、その他市場で増加です。

全体で見ると、+1%、5千台の販売台数の増加。

個々に見てみると、日本国内は前年比-31%とかなりの落ち込み。これは痛いですね……。

一方、欧州は大きく成長し、前年比+22%となりました。

その他市場、ASEANやオーストラリアが大きく伸びているのがわかりますね。

以前の調査時、マツダは欧州に力を入れていると記事にしましたが、その芽が無事出ている状態です。

マツダは本当に欧州で人気があるのか?
マツダは欧州で売れている風潮があります。 それは本当なのか、調べてみましょう。

ちなみに、日本での落ち込みについて以下のように説明しております。

前年のデミオ、CX-3新型車効果の 一巡により台数減少

なるほど……。

先日大本命であるアクセラのビッグマイナーチェンジをリリースしているので、次の2Qに期待ですね。

CX-3やデミオが終わったとなれば、新たな玉を用意する必要があります。

CX-4か?CX-9か?はたまたCX-5か?

RXシリーズだってあり得ます。

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米国は省略し、大きく販売を伸ばした欧州について。

CX-3及び新型MX-5の好調な 販売が台数増加に貢献

 ロシアを除く欧州は、需要の 伸びを大幅に上回る台数成長 対前年25%増の6万1千台 -ドイツ:対前年17%増の 1万6千台 -英国:対前年4%増の9千台

マツダは特にドイツに対しアプローチをしていたことは以前報道しましたね。

マツダは本当に欧州で人気があるのか?
マツダは欧州で売れている風潮があります。 それは本当なのか、調べてみましょう。

CX-3とMX-5となると……やはり小型車が牽引しています。

それでも販売台数は16,000台なので、まだまだ伸びる余地があるかもしれません。

最後に、売上高の所在別グラフを見てみましょう。

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一番左が今回の決算です。

日本市場の落ち込みによって相当売上を落としていることが分かります。

次に地域別営業利益を見てみましょう。

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わかりにくいですが、右側が今回の決算営業利益です。

台数が落ち込んでいるとしても、営業利益のかなりの割合は日本で発生していることがわかりますね。

どこのメーカーも欧州市場は儲かっていないですね……。輸送費か輸送費のせいか

今回の決算では、儲けが最も大きい市場で最も大きい落ち込みをしている状態です。

アクセラならきっとなんとかしてくれる

為替の影響はどうか?

ほんとこれ泣けますよ

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ここの為替差損にあたるところが為替による損失です。

単位は百万円なので135億もの利益がすっ飛んでしまっているのです。

一生懸命借入金を返して支払利息を減らしたのにご覧の有様だよ!!!

まとめ

以上のデータから、

  1. 儲けは日本の割合が大きいにも関わらず、国内の落ち込みが手痛い
  2. 為替による損失が大きすぎる

ということが分かります。

デミオやCX-3の販売が一巡したので、今度はアクセラです。

アクセラはどこまで牽引できるのか。また次回見てみましょう。