ホンダのフラッグシップミニバン、オデッセイのマイナーチェンジ情報です!
ホンダは2017年から、精力的にマイナーチェンジを行っています。
最たる例がホンダの花形車種であるフィットですね。
フィットベースのSUVである、ヴェゼルもマイナーチェンジとなります。
ステップワゴンもマイナーチェンジとなりますよ!
その流れに沿うように、オデッセイもマイナーチェンジとなるようです!
まずはオデッセイについて振り返ってみましょう!
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ホンダオデッセイはどんな特徴の車?
オデッセイはホンダのミニバンであり、1994年に初代モデルがデビューしています。
当時のホンダはセダンやクーペ以外の車種が壊滅的であり、業績が低迷していました。
開発費の捻出も厳しい中、アコードをベースとして開発した同車はこれまでのミニバンの標準であった”ハイルーフ”や”スライドドア”を敢えて排除せざるを得ないモデルとして生まれています。
しかしながらハイルーフとスライドドアを排除した結果他にはない卓越したデザインとなり、セダンをベースとしているため運動性能が通常のミニバンよりも遥かに高く、同時に低床や低重心化することで他のミニバンと圧倒的な差別化に成功しました。
オデッセイを皮切れとして、2000年代初頭から2000年代後半まで続いたロールーフミニバンの全盛期の時代となります。
新しいミニバンの価値観を産んだオデッセイは、大型車における販売台数においてクラウンを抜き去り1位に輝いていた上、RJCカーオブザイヤー、日本カーオブザイヤー特別賞を受賞しました。
もちろん販売面でも大ヒットを収め基幹モデルへと成長し、現行モデルで5代目となるまで愛されているモデルです。
現行モデルのオデッセイは?
現行モデルは5代目となり、2013年にデビューしています。
これまで搭載されてきたアイデンティティである非スライドドア、非ハイルーフから一新し、ミニバンのニーズに合わせて両側スライドドア、若干ハイルーフが搭載されています。
低重心はプラットフォームを一新することで更に低くなり、センタータンクレイアウトと合わせることでハイルーフの典型的なミニバンのライバルよりも室内空間は広く設計されています。
ニーズにあわせたものの、最大のアイデンティティであるスポーツ性能を出来る限り活かしたコンセプトですね。
オデッセイの魅力は?
オデッセイの魅力は、オデッセイしかない独特なスタイリング、走行性能の高さ、走るラウンジと銘打っているほどの快適で上質な室内空間、低燃費、そしてミニバンの使いやすさと、ミニバンの理想を兼ね揃えたミニバンであることでしょう。
高い走行性能!
オデッセイの走行性能の高さは素晴らしく、ホンダの技術を惜しみなく活用しています。
超低床プラットフォームと呼ばれる、極限まで低くしたプラットフォームを採用することによって、ワイド&ローなデザインと地を這うような高い走行性能を両立しています。
また、低床とすることで室内高を上げすぎず3列目シートまで実感できる広さがあります。
室内高をあげすぎないことによって風の抵抗を減らし、風切り音も削減、燃費改善と、オデッセイ独自の価値向上にもつながっています。
また、ミニバンなので乗客を乗せることを前提としていることから、サスペンションにもこだわりがあります。
安定感とスポーディさを両立しており、走りと室内空間を広げるためトーションビーム式サスペンションを採用しています。
ダンパーも細かい振動やコーナリングの減衰力を高めるダンパーを活用することで、乗員に負担をかけないでしょう。
サイズは比較的大柄ながら、最小回転半径は5.4mと他のミニバンよりも小さいです。
ホンダセンシングと組み合わせることによって取り回しが容易となり、初めてのミニバンだとしても手間取ることなく運転することができますね!
快適で上質な室内空間!
ミニバンですから、人を載せることを優先的に考えられています。
オデッセイはホンダにおけるフラッグシップミニバンということもあり素晴らしい室内空間となっていますよ!
ワゴンタイプのミニバンは3列目シートが犠牲になりがちですが、オデッセイは3列目シートも広く、ミニバンとしての役目を完璧にクリアしています。
また、低床プラットフォームによって地上からのステップ高がわずか30cmと、限界まで低く作られており、乗降の負担も大きく軽減していますね。
ホンダセンシング搭載!
予防安全技術も抜かりはありません。
ホンダが開発している安全運転支援システムのホンダセンシングが選択することが出来ます!
ホンダセンシングとは、ホンダの予防安全技術の総称を呼びます。
ホンダセンシングには車種ごとに違いはあるものの以下のような機能も追加されています。
エンジンは?
エンジンは2400ccガソリンエンジンと、2000cc+i-MMDSPORT HYBRIDの2種類があります。
i-MMDはホンダの開発したハイブリッドシステムの一つであり、”高い燃費性能”と”俊敏なスポーツ性能”を両立させたハイブリッドシステムです。インテリジェントマルチモードドライブの略称です。
i-MMDは非常に高い燃費性能を誇るだけでなく静かで、ダイレクト感のある楽しい走りが期待できるシステムですよ!
ホンダのもう一方のハイブリッドシステムであるi-DCDとの違いとしては、大排気量であり、全てにおいて高性能であることが挙げられます。
具体的にはバッテリー容量が非常に大きいことからモーター主体の走行が可能であったり、高速道路ではより高いレスポンスのためにエンジンをタイヤと直結しスポーディかつ振動の少ない運転が可能となります。
運転状況や速度状況においてモーター+エンジン、エンジンのみ、モーターのみと3種類のパターンで駆動可能であることが最大の特徴であるといえますね!
それでは新型オデッセイのマイナーチェンジ情報を見てみましょう。
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ホンダ新型オデッセイのマイナーチェンジ情報
現在、2017年11月にリリースされる新型オデッセイの情報はこちらです。
一つずつ見てみましょう。
ホンダ新型オデッセイはデザイン変更
今回のマイナーチェンジではこれまでの年次改定とは異なり、デザインの変更が確認されています。
公式発表によってデザインが判明しました。
デザインはステップワゴンのようなメッキが多く、ジュエルアイヘッドライトが搭載されています。
リアデザインは大きい変更点が無さそうです。
ホンダ新型オデッセイにはシーケンシャルウインカー搭載されない
残念ながら、ホンダ新型オデッセイにはシーケンシャルウインカーが搭載されません。
シーケンシャルウインカーとは、流れるウインカーとも言われるウインカーが流れるように動くウインカーのことです。
最近では高級ブランドにかぎらず様々な車種で採用されてきた意匠ですから、採用されてほしかったポイントですね……。
ホンダ新型オデッセイのインテリアの質感や利便性が向上
ホンダ新型オデッセイはインテリアの質感が向上し、より利便性が高いインテリアとなります。
具体的には、
- 助手席のパワーシート追加
- 内側カップホルダーの増設
- プレミアムクレードルシートのヘッドレスト形状が変更
- ナビが9インチへ拡大
- 社外ナビでもマルチビューカメラが利用可能
- ドアミラー自動格納が標準装備
となることが判明しています。
細かなポイントですが高級ミニバンであるからこそ妥協してはならない点があります。
ホンダ新型オデッセイでは妥協してはならないポイントを完璧に抑えていますね。
ホンダ新型オデッセイは電動パーキング対応
ホンダ新型オデッセイではパーキングブレーキが変更され電動パーキングとなります。
高級車を中心に採用されてきた電動パーキングですが、ついにホンダ新型オデッセイには対応となるようですね。
通常コンソール付近に配置されることが多い電子パーキングブレーキですが、新型オデッセイではハンドル右側に配置されるようです。
ホンダ新型オデッセイは走行性能が向上
オデッセイの強みの一つであるミニバンでありながら高い走行性能ですが、更にブラッシュアップされより素晴らしい走行性能へと引き上げられます!
オデッセイの魅力ポイントの一つとなりそうですね。
ホンダ新型オデッセイの燃費はほぼ横ばい
マイナーチェンジとなるホンダ新型オデッセイですが、現在の情報だとどうやら大きく燃費が変更されないようです。
エンジンの最適化程度の調整しか行われないと考えられます。
ホンダ新型オデッセイはホンダセンシングがアップデート
現在でもオデッセイにはホンダセンシングが搭載されていますが、更にホンダセンシングの性能が向上します。
前期モデルのホンダオデッセイでは前の車に追随するアダプティブクルーズコントロール(ACC)が30~100kmの区間でした。
しかしながらホンダ新型オデッセイでは0~100kmへと全車速対応のACCへと性能アップとなります。
ただし、現行同様にオートハイビームは搭載されていません。
新型N-BOXには採用されていたので搭載してほしかった機能の一つですね。
ホンダ新型オデッセイの価格・グレード
これまでエントリーグレードとして存在していたGグレードはAEROへと置き換えられ、デザインの共通となります。
また、アブソルートでは約5~9万円アップとなりそうです。
また、グレードや装備内容も判明しています。
現行モデルと大きく変更がないものの、全グレードにホンダセンシングが標準搭載されていますね。
ホンダ新型オデッセイの発売日
口コミサイトによると、現在オデッセイはマイナーチェンジに伴い在庫処分が始まっているとのことです。
その為商談スタートから40万値引という規格外の値引きも提示されることもあり、在庫の一掃を行っているとのこと。
前倒しや後倒しとなる可能性もありますが、現在判明している新型オデッセイの発売日は11月中旬とされています。
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ホンダ新型オデッセイのマイナーチェンジ情報のまとめ
- エクステリアデザインの変更
- インテリアの質感が向上
- 電動パーキング対応
- 走行性能向上
- 燃費はほぼ横ばい
- シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)が採用
- ホンダセンシングの性能が向上
- 価格は5~9万円前後値上げ